身体を使うことによる従来の疲労は“動的疲労”、
パソコンや同じ姿勢を繰り返す現代の疲労は、“静的疲労”と言う事ができます。
動的疲労を軽減・解消するには、動きを止めて安静にするとともに栄養を補給し、疲労した筋肉の回復を促すことが有効です。
対して、静的疲労を和らげるには、むしろ体を動かして筋肉を伸び縮みさせることが必要です。
動的疲労には静的休養、静的疲労には動的休養が有効なのです。
現代の疲労である静的疲労、
パソコンやスマホうつむき加減の姿勢などの首こり、肩こりは典型的な静的疲労です。
筋肉に負荷をかけることなく、大きく伸び縮みさせる運動を、動的ストレッチといいますが、
動的休養には動的ストレッチが有効です。
一方、
一般的にされる筋肉を伸ばして静止する静的ストレッチが有効なのは、
筋肉はスポーツやトレーニングで強い収縮をしたり、
姿勢維持のために弱い収縮を長時間続けたあと、自分では力を抜いたつもりでも無意識のうちに弱い収縮を続けやすく、このため血行が阻害されがちです。
静的ストレッチにはこの無意識の収縮をリセットする効果があります。
もう1つ、静的ストレッチにはストレスを和らげる働きもあります。
静的ストレッチにより副交感神経が優位に働くからです。
ご自身の疲労がどちらなのか、回復に必要なのは静的休養か動的休養かを見極め対処しましょう。
動的にせよ静的にせよ、固まった筋肉に出来たトリガーポイントやファシア(膜)の癒着を取り除き、筋肉のアンバランスを整えることは慢性的な痛みや痺れ、不定愁訴から回復するのに必要です。
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京都の整体院。
腰痛・肩こりをはじめとする筋骨格系の痛みやこり・しびれなど、全身調整により多くの不調から脱出する整体。
つらい慢性症状に適切なアプローチが得意です。
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