冷え症のタイプ②、その対処法。

からだ(健康)の常識・非常識

前回の続き、冷え症のタイプの2番目、「四肢末端型」です。

「四肢末端型」は10代~20代の、比較的若い女性に多い冷えのタイプです。

原因は、熱を十分につくれず、かつ熱を上手く運べないことです。熱がつくれない原因には、食事での摂取カロリー不足、基礎代謝の低下、運動不足などが挙げられます。

この冷えが起こるのは、熱のエネルギー量が少ないために起こる体温低下を回避するため、交感神経が自己防衛的に過剰に働き、末梢の血管を収縮させてしまうからです。その結果、血流が減り、冷えるのです。

その他、緊張症で手のひらや足底に精神性発汗が絶えず、この汗が冷えて手足が冷える場合もあります。

足指の交感神経が過度に緊張し、血管が収縮しているため、カイロや湯たんぽ、靴下の重ね履きなどで外から温めても、温めることはとても大切ですが、なかなか抜本的な改善を望めなかったりします。

この冷えをなくすためには、食事の量を増やし、もっと熱をつくることが必要です。また、食事内容も炭水化物だけでは熱をつくりにくいため、たんぱく質の摂取を増やし、ウォーキングなどの軽い運動を毎日するよう心がけましょう。

そうすることで、筋肉で熱がつくられ、同時に血流も改善します。

からだは主に筋肉と肝臓で熱を生産します。女性が男性より冷え症が多いのも筋肉量の違いがあります。食事をとらず、あまり動かないではどんどんからだが冷えてしまい、様々な不定愁訴が現れる原因になります。 鍛えて筋肉をつけるというより、食事をしっかりとり代謝をあげ、筋肉を動かし熱を作り、血流をあげましょう。

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京都の整体院。

お腰やす やまだ整体の家

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