ホルモンバランスの乱れ対策として、骨盤周辺の筋肉のケアで。

からだ(健康)の常識・非常識

以前に重力に逆らってカラダを支えている筋肉、抗重力筋の事を書きましたが、

トリガーポイント(=痛みの元になる筋硬結)は特に抗重力筋と呼ばれる筋肉に多く存在しています。

抗重力筋には筋肉を縮めたり伸ばすためのセンサーが多く存在していて、自律神経の交感神経の影響を強く受けています。

ストレスがかかって交感神経の活動が高まると、抗重力筋が緊張してこりや痛みが生じやすくなります。

この状態が長く続くと、原因不明の慢性痛や不調に繋がります。
なので、
トリガーポイントを刺激して緩ませれば、自律神経が整って不調改善が狙えます。

肩こりや腰痛だけでなく、下半身の冷えやホルモンバランスの乱れ、マスク生活による顔のこわばりといった症状の改善や予防にも応用できます。

今回はホルモンバランスの乱れ対策として、

更年期の不調対策は骨盤周辺の筋肉のケアで。
更年期のホルモンの乱れに、テニスボールで骨盤周辺を刺激。

⓵梨状筋を刺激
子宮や卵巣などの臓器に関わる骨盤周辺の筋肉。梨状筋はそのひとつ。椅子に座り、左のお尻の中央からエクボ状に凹んだ部分にテニスボールを挟んで刺激。反対側も。

⓶内転筋を刺激
内転筋は内ももの付け根から膝に向かって走っている大きな筋肉。椅子に座り、左の内ももにテニスボールを当て、膝方向に転がし、トリガーポイントを探して刺激。反対側も。

⓷ハムストリングを刺激
太ももの裏側を覆っているハムストリングス。実は月経不順や腸の不調にも関わる筋肉。椅子に座ってテニスボールを挟み、体重をかけながら刺激する。反対側も。

トリガーポイントケアの基本

●トリガーポイントを刺激したとき、 普段感じている症状が出るとベター。
●  1部位への刺激は5~10秒を1セット とし、 1日5~10セット 。
● 場所はあくまで目安。 周囲の痛い部分を探しながら刺激を 。
● 刺激するときは、 痛気持ちいい程度に 。
● お風呂あがりなど リラックスしているときに 行う。

どうぞ試してみてください!

✳︎『クロワッサン』1051号、トリガーポイント治療の第一人者、伊藤和憲先生の記事より抜粋。

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京都の整体院。

お腰やす やまだ整体の家

腰痛・肩こりをはじめとする筋骨格系の痛みやこり・しびれなど、全身調整により多くの不調から脱出する整体。

つらい慢性症状に適切なアプローチが得意です。

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※免責事項※ 症状の原因や状態には個人差があります。効果効能を保証するものではありません。